PsExecを使ってみた
chakemiです。 本日は、WindowsコマンドラインツールのPsExecを使ってみたので、ご紹介したいと思います。
Windowsで、クライアントPCから、リモートPC上のプログラムやコマンドを実行しようと思ったら、 リモートデスクトップを使用して、GUIを操作するのが普通でしょうが、ちょっとしたコマンドをリモートPC上で実行したり、その結果をクライアントPC側で取得したい場合、ログインをしてGUIを操作するのは面倒です。。。
UNIXやLinuxのrshやrexecなどのリモート実行コマンドに当たるのがPsExecになります。 PsExecは標準では、用意されていません。 マイクロソフトTechNetからPSTools.zipをダウンロードします。 zipファイルを解凍すると、複数のツールが用意されていますので、その中のPsExecを使います。
インストールの必要はなく、初回起動時に使用許諾のダイアログが表示されるので、内容を確認して同意します。
PsExecを使用するには、リモートPCの管理者権限が必要で、管理共有の設定をしておく必要があります。 管理共有の設定についてはこちらのサイトが参考になります。 自分はてっとり早く簡単に設定するために、リモートPC側で、エクスプローラーの「フォルダオプション」の「簡易ファイルの共有を使用する」のチェックをはずして使用してみました。
あとは、クライアントPC側から
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で行えます。
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PsExecによって実行されたコマンドの出力は、リモートPCからローカルPCに転送され、標準出力にリダイレクトされるので、PsExecの出力をリダイレクトしてファイルに保存などが行えます。
セキュリティ等、十分に考慮した上で使用するには、便利なツールだと思います。