Expression Encoder SDKに触れる前にVC-1について

chakemiです。クリスマスだってのに一日中寝てました。。。

前回からExpressionEncoderSDKを触っていこうと動き出しましたが、ExpressionEncoder(無償版)では、出力コーデックとして一部のプロファイルを除いて、Microsoft VC-1のみをサポートします。 ここでVC-1とはなんぞ?という人のために本日はVC-1について、ちょいとメモしておこうと思います。

VC-1は、マイクロソフトが開発した動画圧縮方式であるWindowsMediaVideo9を規格化したもので、WindowsMediaVideo9の符号化技術にインタレース対応のために拡張しSMPTEに提出したもの。 従来のWindowsMediaVideo9部分はシンプルプロファイル(ベースラインプロファイル)およびメインプロファイル、インタレース対応部分をアドバンスドプロファイルとして定めています。 コンテナ形式は、これまでのWindowsMediaVideo同様、asf形式となり、拡張子も.wmvになります。FourCCはWVC1となります。

なので、これまでのWindowsMediaコーデックのバージョンと名称がよく分からなくなって混乱してしまうのですが、VC-1と言ったらWMV9を規格化して名称を変えたもんだと覚えときましょう。 また、VC-1コーデックとか言ってたら拡張対応したアドバンスドプロファイルのことだと考えとけばいいでしょう。これはいいすぎか。。。 ※ちなみに、WMV9 Advanced ProfileはVC-1 Advanced Profile のベータ版となります。

実際に、ExpressionEncoderで、出力形式を「Windowsメディア」、ビデオを「VC-1アドバンスト」と「VC-1メイン」でエンコードしてヘッダ情報を確認してみると

アドバンスト

メイン

FourCCがアドバンストでは「WVC1」、メインでは「WMV3」となっているのがわかります。 VC-1がサポートされていないWindowsMediaPlayer10以前のプレーヤーで確認してみるとメインでエンコードしたものはちゃんと再生できますがアドバンストではコーデックが必要と出ます。

次回からは、VC-1メインをおもに扱っていきたいと思います。

参考

http://ja.wikipedia.org/wiki/VC-1

http://blogs.msdn.com/b/windows_multimedia_jp/archive/2010/01/12/windows-media.aspx

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